勤務地と勤務形態はしっかりチェックしよう

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介護の仕事でチェックすべきこと

介護業界だけに限った事ではありませんが、勤務先を決定する場合は事前に勤務先の情報を色々と調べる必要があります。調べるべき情報としては、福利厚生がどれだけ充実しているか、賃金はどれくらいか、職場の人間関係はどうか、有給休暇を取りやすいかといった事柄が主要な項目となることでしょう。

しかし勤務地に関してもよく調べておくと良いでしょう。 介護の現場は体力仕事となることが少なくありません。そのため勤務地が遠い場合は、施設への行き帰りだけで体力を消耗してしまい、業務が終わって家に着いた頃にはくたびれてしまうということがあるでしょう。また交通アクセスが悪く電車で行き来できない場合、車でしか通えないかもしれません。介護の仕事で体力的精神的に疲れている場合、帰りの運転のリスクは高まります。そのため勤務地はできるだけ近いところかアクセスが良い場所を選ぶと後々楽でしょう。

勤務形態にも注目しよう

介護の職には様々な勤務形態があります。代表的な勤務形態は4交代制です。早版と日勤、遅番と夜勤の4シフトがあり、他の方の調整してシフトに入ります。仕事先によって日勤だけでよいという場合もあれば、月に1回は夜勤に入ってほしいと求められることもあります。独身の場合は良いとしても、家族持ちの方、特に小さなお子さんがいらっしゃる方の場合はこれがネックになるかもしれません。そのためどのようなシフト形態になるのかをよく確認しておくと良いでしょう。

また勤務日数に関しても週3日の勤務やフル勤務など様々な形態があります。平日のみの出勤や休日出勤、夜勤選任など様々な働き方があります。勤務形態によってはプライバシーを充実させることも可能なため、給料だけではなくこの点もチェックしておきましょう。

目的別の働き方

介護士として働く方にはそれぞれ好みの働き方があると思いますが、目的に合わせた働き方の例をご紹介します。夜勤専任という働き方ですが、これは少ない勤務回数で効率よく仕事ができる働き方です。このタイプの勤務形態は日中の時間を自由に使いたい方やプライベートが多めに欲しい方に良いでしょう。曜日を固定する働き方もあります。これは特定の曜日に個人的な用事がある方に向いています。

土日を休みにする働き方の場合、家族と予定を合わせやすいというメリットがあります。共働きの夫婦の場合、配偶者が土日に休みになることが少なくないでしょう。一緒に行動して夫婦の時間を取るためにはこの働き方が向いています。日勤限定の働き方は、できるだけ昼夜逆転の生活をせずに規則正しく過ごしたい方に向いています。