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転職サイトのおすすめ一覧
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転職に成功する人、失敗する人
転職は人生の大きな転機になります。
転職をすることで、働き方はもちろん、収入、人間関係をはじめ、その後の人生が大きく変わることは間違いありません。
実際のところ、転職することで人生が大きく好転することを望んでいる方は多いでしょう。
確かに巷の転職に関するアンケート調査でも転職成功率が高いものが多いです。
しかし、本当に転職に成功したといえるのかまでは分かりません。
転職が決まった時は良くても、実際に新たな職場で働いてみると様々な不満が出てくるものです。
転職してから「こんなはずではなかった」と後悔する人は後を立たないものです。
転職して後悔しないためには、「目的」と「目標」設定が必要になります。
・目標とは、転職活動なら転職を期限を決め、例えば年収など数値目標を設定し、それを達成する「戦術」が必要になります。
それにプラスして、大切なのが「情報」です。
まず自分自身が何を目的に転職するのかをハッキリと言えるようにしておく必要があります。
つまり、転職に失敗しないためには、自己分析と他者分析(企業の情報収集)をすることが大切なのです。
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」(「孫子・謀攻編」)
転職に失敗する人というのは、まず自分が何者であるか、そして客観的にどのように評価されているのかを分かっていないことが多いです。
実際に相手のこと(転職を希望する企業)についても情報不足であったり、色メガネをつけて見てしまったり、逆に良い情報だけを見ている求職者が多く見受けられます。
自分自身の実力や客観的な転職市場での価値を把握していないことが多いです。
そして、転職に失敗した場合、責任はその会社のせいであると他社のせいにすることが多々あります。
もしあなたに主体性がなければ、波に飲み込まれ、転職を繰り返すことになるでしょう。
戦略、情報、戦術、そして主体性
これらが揃って初めて、本当の意味での転職の成功を手にすることができます。
【情報】転職したい業界や企業、自分自身の客観的価値を知り、それらの情報を活かすこと
【戦術】転職成功者、転職に失敗した人の分析から、転職を成功させた人を真似る戦術
転職ライブラリープラスでは、これら戦略、情報、戦術にプラスして、戦略と戦術をつなぐ作戦術や主体性に関しても、分かりやすくお伝えしていきます。
転職する人、転職しない人
近年、転職を科学するという『転職学』という研究が注目されています。
その中で人はどういう時に転職を決意するのか?という方程式が書かれています。
その公式とは、以下の通りです。
D=今の会社・仕事への『不満』
E=転職できる可能性
R=転職への抵抗・面倒くささ
ほとんどの人(転職者の約8割)は、このD=「不満」が転職の最も大きな要素になります。
それでは実際に日本において、転職をする人はどの程度いるのでしょうか?
『転職による適職選択行動』という研究論文(※1)では、転職回数別一般正社員の転職者割合(2015 年)の平均転職回数は、1 人あたりの平均転職回数が約 2.8 回です。
一人の転職回数はおおよそ3回弱といえます。
それでは、実際毎年どのくらいの人が転職しているのでしょうか?
総務省統計局の発表(労働力調査)(※2)によると、転職率はおおよそ4%台で推移しています。
【過去10年の転職率の推移】(2009年~2018年)
年度 | 男性 | 女性 | 全体 |
2009年 | 4.2% | 6.3% | 5.1% |
2010年 | 3.7% | 5.6% | 4.5% |
2011年 | 3.9% | 5.5% | 4.5% |
2012年 | 3.9% | 5.4% | 4.6% |
2013年 | 4.0% | 5.3% | 4.5% |
2014年 | 3.8% | 5.6% | 4.6% |
2015年 | 3.9% | 5.7% | 4.7% |
2016年 | 4.0% | 5.8% | 4.8% |
2017年 | 4.0% | 5.7% | 4.8% |
2018年 | 4.1% | 6.0% | 4.9% |
さらに過去にのぼって、1990年からの転職者の推移をたどってみても、若干増加傾向にあるものの労働者(正規雇用)のうち、毎年、おおよそ4%~5%の間で転職者が出ているのです。
つまり『正社員が転職する割合は、30年間ほぼ変わっていない』といえます。
4〜5%と聞くと少ないように思う人もいるでしょう。
しかし、人数に置き換えると毎年約300万人以上もの人が職場を変えているのですから、転職者は多いという考え方もできます。
また株式会社リクルートによる「就業者の転職や価値観等に関する実態調査2022」によると、転職を意識する人、転職を経験する人は多く、今後、転職経験者が増える可能性は十分にあります。
転職経験者の割合は20代ですでに4割弱を、そして30代で半数を超えている。40代、50代では6割弱と安定しているので、日本の正社員では40歳くらいまでに転職活動を終え、おおむね6割程度が転職を経験してきたと要約できる。(出典:『就業者の転職や価値観等に関する実態調査2022』第1弾 (株式会社リクルート)
つまり生活を安定させるには正規雇用の方が圧倒的に有利です。
デメリットは収入が多い分、責任も大きく、また残業、転勤など余儀なくされることもあります。
つまり仕事中心の生活になることが多いということです。
非正規雇用(派遣社員、契約社員、パート・アルバイト)のメリットは、自由な働き方を選択できることです。
デメリットは、給与(年収)が少なく、雇用が不安定になることが多いです。
転職エージェントと求人サイトの違い
厚生労働省の公表した『令和2年転職者実態調査の概況』(※3)の中に、「転職者がどのような方法で転職活動を行ったか」という調査があります。
それによると、「求人サイト・求人情報専門誌・新聞・チラシ等」が39.4%と最も高く、次いで「ハローワーク等の公的機関」が34.3%、「縁故(知人、友人等)」が26.8%と続きます。
求人サイト(雑誌・新聞・チラシ)を利用する人が最も多いのです。
それは転職の際、転職サイトをうまく活用することで自分に合った求人探しができるからだと考えられます。
転職サイトなら、希望する職種、勤務地、年収、福利厚生ほか様々な条件での検索が可能です。
その転職サイトには大きく分けると2種類あります。
それが、転職エージェントと求人サイトです。
それぞれの一般的な違いは以下の通りです。
【転職エージェントと求人サイトの違い】
比較項目 | 転職エージェント | 求人サイト |
求人数 | ||
情報量 | ||
サポート力 | ||
活動期間 | ||
利用し易さ | ||
転職のし易さ | ||
利用料金 | 無料 | 無料 |
①【求人数の違い】
検索できる求人数に関しては、一般的に求人サイトの方が多いです。
できる限り多くの求人をみたいということでしたら、求人サイトを活用するとよいでしょう。
ただし、転職エージェントは非公開求人を保有していることが多く、条件・待遇の良い優良求人や自分の希望に合った求人を紹介してもらえるメリットがあります。
②【情報量の違い】
求人サイトでは掲載されている業界の情報、求人情報で応募企業を知ることができます。
転職エージェントは業種や職種、年齢など専門分野に特化しているところが多いため、求人票では分からない企業の詳細情報を提供しています。
したがって、一つの企業に対する情報量は、転職エージェントの方が多くなります。
③【サポートの違い】
求人サイトには転職に必要な知識、ノウハウを書いたコンテンツがあり、自分自身で気になるところを確認することになります。
転職エージェントの場合は、その業界に精通したキャリアアドバイザー(転職コンサルタント)が求人案件のピックアップから応募書類の作成、面接対策、面接の日程調整、退職のアドバイス、応募先との給与や条件の交渉をあなたの代わりに行ってくれます。
転職にかかる労力を減らす、転職活動が楽になるという意味では、転職エージェントが優れています。
④【転職活動期間の違い】
求人サイトでは、自分自身が動くことで転職活動の期間を調整できるため、期間を短くすることが可能です。
転職エージェントを利用する場合、おおよそ1~2ヶ月かかることが多いです。
もちろん担当のコンサルタントに転職活動期間を伝えることで短くすることができます。
⑤【利用のし易さの違い】
求人サイトでは人と会うことがなく、自分のペースで求人の応募から面接日程の調整まで行えます。
転職エージェントの場合、担当のコンサルタントがついて、連絡を取りながら転職活動を進めていきます。
求人サイトの方が自分の意思だけで行動できる分、利用しやすいと言えるでしょう。
⑥【転職のし易さの違い】
求人サイトでの応募の場合、自分で自己分析し自己PR、志望動機など考え、面接対策をする必要があります。
転職エージェントでは、第三者の目(コンサルタント)であなた自身の特性を明らかにし、強みを引き出すことで、応募先に合った対策を教えてもらえるので、内定率は高くなります。
⑦【利用料金】
求人サイト、転職エージェントともに無料で利用できます。
求人サイトか転職エージェントか、どちらが自分に合っているかを考えて、活用するとよいでしょう。
転職を成功させるために必要なこと
転職にはエネルギーと相当な覚悟が必要です。
中途半端な気持ちで転職活動を始めると、中途半端な結果に終わることが多くなります。
結果は想いの総量なのです。
もう一度、現職でやれること、やり残したことはないのか、それは転職することで達成できることなのかなど考えてみましょう。
それでもやはり「転職したい」という気持ちがあるなら、退職するという決断を下しても問題はありません。
その後は転職に必要な知識、ノウハウを得て、実際に決断をし、実行(転職)します。
正しい知識と決断、そして「自分自身の人生は自分で決める!」という強い意思・情熱と主体性、行動力があれば、転職の成功は限りなく近づくことでしょう。
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